沖縄ショック26をご存知ですか?

日本睡眠改善インストラクターのクレジット講習を受けてきました。今回講習は、琉球大学大学院観光科学研究科の荒川先生と広島国際大学の田中先生による講習でした。 その中で、荒川先生の講演「長寿と睡眠」に興味深いお話があったのでLMDPブログでお伝えます。


「沖縄ショック26」という言葉をお聞きになられたことがあるでしょうか?沖縄と言えば百歳以上の老人が10万人中57.89人で全国一位という長寿の県というイメージがあります。しかし、2000年男子の平均寿命が全国4位から26位に急落。そこには、沖縄中高年がさらされた社会的要因がありました。 

日本でのマクドナルド上陸は1971年。米軍統治下にあった沖縄ではそのほぼ10年前にA&Wというファストフードが上陸しています。
沖縄県民の食生活にはかなりファストフードが入り込んでおり、全国でファストフード一人当たりの消費率をみていみると

ケンタッキーフライドチキン 1位 モスバーガー 1位 ミスタードーナッツ 5位 スターバックス 2位 吉野家 7位という結果となっています。

また、遅くまで酒を酌み交わす夜型の生活を過ごしている男性が多くいます。 

その結果として平均寿命が4位から26位に転落したとの分析がされています。事実、2000年より9年連続沖縄は肥満全国一。
肥満大国アメリカ(ワースト1)に肥満が増え始めたのが1960年ごろ。ファストフードの普及とともにほとんどの州で肥満が増えていった経年変化のマップを以前、アメリカの知り合いの管理栄養士が発表していました。

日本は肥満指標であるBMI指数30以上が占める割合は3%(ちなみにアメリカは32.2%)と世界一位の水準であり、海外からは日本食がその要因として注目されています。

今も沖縄は100歳以上の老人が生涯現役で活躍している県ですが、その裏に中高年男性がさらされているショック26の事実。アメリカ型ファストフードがつくり出す不健康社会のわかりやすい事例でした。

【睡眠改善インストラクター_阿久津靖子】

Posted by akutsu